アイ・エス・ビー<9702>は28日、2021年12月期第1四半期(21年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.5%増の66.86億円、営業利益が同33.5%増の8.26億円、経常利益が同36.1%増の8.45億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同65.5%増の5.32億円となった。
情報サービス事業の売上高は前年同期比4.5%増の53.30億円、セグメント利益は同31.7%増の5.94億円となった。人手不足に対応した業務の効率化や5G関連業務等が堅調に推移した。「モバイルインフラ」は5G向けの基地局業務やインフラネットワーク系業務が伸び、大幅な増収となった。「フィールドサービス」は、クラウド関連構築業務や運用支援業務を中心に拡大し、増収となった。「公共」は、官庁系のシステム再構築案件の受注が増加し、増収となった。「業務システム」は、放送系で新型コロナウイルス感染症の影響を受けIT投資が減少し、前年同期並みの売上高となった。「組込み」は、デバイス関連業務の受注が減少し、減収となった。利益面では、要員稼働率の向上等により利益率が改善した。
セキュリティシステム事業の売上高は前年同期比10.0%増の13.56億円、セグメント利益は同40.9%増の2.32億円となった。官公庁や大学向けの大型案件や既存セキュリティシステムのリニューアル工事等の受注が好調に推移した。一部工期の前倒しによる売上計上があったことに加え、CCUSの現場への導入が増加した。サーマルカメラ等の感染症対応製品の販売も堅調であった。利益面では、増収により、次期製品開発に向けた研究開発費の増加を吸収し、大幅な増益となった。
2021年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.4%増の260.00億円、営業利益が同7.7%増の17.70億円、経常利益が同8.0%増の18.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.6%増の10.70億円とする期初予想を据え置いている。
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情報サービス事業の売上高は前年同期比4.5%増の53.30億円、セグメント利益は同31.7%増の5.94億円となった。人手不足に対応した業務の効率化や5G関連業務等が堅調に推移した。「モバイルインフラ」は5G向けの基地局業務やインフラネットワーク系業務が伸び、大幅な増収となった。「フィールドサービス」は、クラウド関連構築業務や運用支援業務を中心に拡大し、増収となった。「公共」は、官庁系のシステム再構築案件の受注が増加し、増収となった。「業務システム」は、放送系で新型コロナウイルス感染症の影響を受けIT投資が減少し、前年同期並みの売上高となった。「組込み」は、デバイス関連業務の受注が減少し、減収となった。利益面では、要員稼働率の向上等により利益率が改善した。
セキュリティシステム事業の売上高は前年同期比10.0%増の13.56億円、セグメント利益は同40.9%増の2.32億円となった。官公庁や大学向けの大型案件や既存セキュリティシステムのリニューアル工事等の受注が好調に推移した。一部工期の前倒しによる売上計上があったことに加え、CCUSの現場への導入が増加した。サーマルカメラ等の感染症対応製品の販売も堅調であった。利益面では、増収により、次期製品開発に向けた研究開発費の増加を吸収し、大幅な増益となった。
2021年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.4%増の260.00億円、営業利益が同7.7%増の17.70億円、経常利益が同8.0%増の18.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.6%増の10.70億円とする期初予想を据え置いている。
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