西川計測、今期経常を12％上方修正、配当も10円増額

　西川計測 <7500> [ＪＱ] が4月30日大引け後(15:00)に決算を発表。21年6月期第3四半期累計(20年7月-21年3月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.5％減の19.9億円となった。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の16.5億円→18.5億円(前期は21.4億円)に12.1％上方修正し、減益率が23.0％減→13.6％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の経常利益も従来予想の5.1億円→7.1億円(前年同期は9.8億円)に39.2％増額し、減益率が48.3％減→28.0％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の100円→110円(前期は135円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(3Q)の経常利益は前年同期比4.1％減の8.5億円に減り、売上営業利益率は前年同期の8.9％→7.6％に悪化した。

株探ニュース