大田花き、前期経常を一転黒字に上方修正

　大田花き <7555> [ＪＱ] が4月28日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常損益を従来予想の9100万円の赤字→1800万円の黒字(前の期は7100万円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1500万円の赤字→9400万円の黒字(前年同期は3900万円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上し、2.4倍増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第４四半期は２回目の緊急事態宣言下でしたが、直接会えない代わりに花を贈るという需要が拡大したこと、家で過ごす時間が増えたため家庭需要が拡大したこと等により、花き業界の最繁忙期である３月の売上が予想を大きく上回ました。この結果、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は前回発表予想を上回る見通しとなりましたので、通期業績予想の修正をいたします。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想値と異なる可能性があります。