エンチョー、前期経常を44%上方修正

配信元:株探
投稿:2021/04/27 16:00
 エンチョー <8208> [JQ] が4月27日大引け後(16:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の7億円→10億円(前の期は1.1億円)に43.6%上方修正し、増益率が6.2倍→8.9倍に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の0.6億円の赤字→2.3億円の黒字(前年同期は1億円の赤字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1)通期連結業績予想の修正について 前回公表時においては、新型コロナウイルス感染症が当社グループに及ぼす影響を第3四半期連結会計期間以降は平常時に戻ると仮定して連結業績予想を算定しておりましたが、下半期以降におきましても引き続き新型コロナウイルス感染防止に関連する商品や、外出自粛に伴い生活様式が変化した影響によりDIY用品全般、園芸用品、収納家具等が伸長した他、冬物季節品の販売が好調に推移し、売上高は前回の発表予想値を上回る見込みとなりました。また、売上高の増加に加えて売上総利益率の向上等により、営業利益、経常利益、当期純利益についても、前回の発表予想値を上回る見込みとなりました。(2)通期個別業績見込みと前期実績値との差異について 当社は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、春先の緊急事態宣言中に営業時間の短縮や一部店舗の休業等もありましたが、生活必需品を提供する社会的なインフラとしての役割を全うし、地域の皆様の生活を支えるべく、感染拡大防止に努めながら店舗営業を継続致しました。その結果、外出自粛による家庭内需要や在宅勤務の拡大により、巣ごもり消費が発生する等、ホームセンター店舗を中心に一時的に需要が拡大した他、季節品が好調に推移する等、売上高は前事業年度を上回る見込みとなりました。また、売上高の増加に加えて売上総利益率の向上等により、営業利益、経常利益、当期純利益についても前事業年度を上回る見込みとなりました。
配信元: 株探

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