セック、前期経常を一転6％増益に上方修正・最高益、配当も4円増額

　セック <3741> が4月26日大引け後(15:15)に業績・配当修正を発表。21年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の9.6億円→10.5億円(前の期は9.9億円)に9.8％上方修正し、一転して5.5％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の5.5億円→6.5億円(前年同期は5.6億円)に16.8％増額し、一転して15.0％増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の53円→57円(前の期は73円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当事業年度におきましては、ロボットの研究開発案件が好調であったことに加え、医療分野を含めた官公庁案件が増加し、売上高が計画を上回る見込みとなりました。また、それに伴い利益面も計画を上回る見込みであることから、通期の業績予想を修正いたします。

　　当社では、配当金につきましては、当面、配当性向40％を目安として決定する方針としております。　当期純利益の予想が前回予想を上回ったことから、期末配当金を1株当たり4円増額し57円に修正いたします。（注意事項）　上記に記載した予想数値は、本資料発表時現在において当社が入手可能な情報に基づいて算定しており、実際の業績は、今後様々な要因により当該予想と異なる場合があります。