早稲アカ、前期経常を41%上方修正

配信元:株探
投稿:2021/04/26 15:00
 早稲田アカデミー <4718> が4月26日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の7.6億円→10.7億円(前の期は11.6億円)に41.3%上方修正し、減益率が34.4%減→7.3%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.2億円→7.3億円(前年同期は3.8億円)に74.3%増額し、増益率が9.3%増→90.5%増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社グループにおきましては、「対面授業」と「双方向Web 授業」とを選択受講できるデュアル形式の授業サービス(「早稲アカDUAL」と称します。)の実施や、ICT を活用したサービスの提供等により、コロナ禍においても、質の高い“学び”を継続的にご提供することに尽力してまいりました。このような取り組みが生徒・保護者の皆様からのご支持につながったことに加え、今春の中学・高校・大学入試における合格実績が飛躍的に伸長したことも追い風となり、第4四半期におきましても、新規問合せや入塾手続き数増加の好調な流れは途切れることなく、1月~3月の期中平均塾生数は前年同期比5.1%増、3月単月では8.9%増と順調に推移いたしました。この結果、連結売上高につきましては、前回予想を129 百万円(0.5%)上回る25,453百万円を見込んでおります。 費用面では、人材配置の標準化推進等により労務費の増加が予測より抑制できたことに加え、広告宣伝費・通信費・支払い手数料等についても計画を下回る見通しです。 以上を反映し、営業利益・経常利益・当期純利益につきましても、前回予想を上回る見込みとなりました。 通期の個別業績予想につきましても、上記と同様の理由により修正いたしております。(注)上記予想数値は、本資料の発表日現在において当社グループが入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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