東亜DKK、前期経常を22%上方修正、配当も1円増額

配信元:株探
投稿:2021/04/21 15:00
 東亜ディーケーケー <6848> が4月21日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の15.6億円→19億円(前の期は19.1億円)に22.2%上方修正し、減益率が18.7%減→0.6%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の9.1億円→12.6億円(前年同期は12.6億円)に38.0%増額し、減益率が27.9%減→0.5%減に縮小する計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の16円→17円(前の期は17円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2021年3月期の業績予想につきましては、国内外において、新型コロナウイルス感染症の終息は見通せないものの、下期に入り国内の経済活動が緩やかに上向きとなり、設備投資などの回復ペースが想定を上回ったことや、海外出張制限で旅費交通費などの支出が抑制されたことに加え、その他の諸経費も削減に努めたことから、業績は売上、利益とも前回発表予想を上回る見込みとなりました。

  当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の最重要政策として位置づけており、利益の配分につきましては、将来の事業展開に備えるための内部留保を勘案しつつ、株主の皆様への業績に応じた適切かつ安定的な配当を継続することを基本方針としております。 今回修正の業績予想及び今後の経営環境等を総合的に勘案し、2021年3月期の期末配当予想につきましては、前回予想から1株当たり1円増配の17円といたします。  なお、本件につきましては、2021年6月24日開催予定の第77回定時株主総会に付議する予定です。(注)上記の予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は様々な要因により異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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