イワキポンプ、前期経常を28%上方修正、配当も8円増額

配信元:株探
投稿:2021/04/16 16:00
 イワキ <6237> が4月16日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の17.3億円→22.2億円(前の期は25.7億円)に27.8%上方修正し、減益率が32.5%減→13.8%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8億円→12.8億円(前年同期は13.3億円)に60.1%増額し、減益率が39.8%減→3.6%減に縮小する計算になる。

 業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の21円→29円(前の期は30.5円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2021年3月期第3四半期までの業績は売上高計画未達ながらも利益水準は計画比順調に推移してまいりました。第4四半期においては半導体・液晶市場、表面処理装置市場を中心に、回復基調であった他市場でも第3四半期の売上高水準を上回る結果となりました。その結果、増収効果による原価率改善、販売費及び一般管理費の減少により、売上高は計画比微減ではありますが、営業利益は前回発表予想を373百万円(28.0%)上回りました。加えて持分法による投資利益も想定を上回ったこと等により、経常利益以下の段階利益も予想を上回る見通しとなりました。

 当社は将来の成長のための投資に必要な内部留保の確保や、キャッシュ・フローの状況などを勘案しつつ、経営成績に応じ、連結配当性向30%超を目安に、安定的な配当を実施することを基本方針としております。2021年3月期の期末配当予想につきましては、通期連結業績予想の上方修正を踏まえ上記基準に従い、当初予想の1株当たり13円00銭から、8円00銭の増配となる1株当たり21円00銭に修正いたします。これにより、当期における年間配当金予想は、すでに実施した第2四半期末配当8円と合わせ、1株当たり年間29円00銭、配当性向30.6%となります。(注) 予想数値は、本資料の発表日現在において当社が入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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