セリオは３日続落、２１年５月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感

　ＳＥＲＩＯホールディングス<6567.T>は３日続落している。１３日の取引終了後、２１年５月期の連結業績予想について、売上高を８０億円から８２億円（前期比１８．０％増）へ、営業利益を２億８０００万円から３億１９００万円（同２．３倍）へ、純利益を１億８１００万円から２億８００万円（同２．１倍）へ上方修正したが、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。

　上方修正は、全ての事業セグメントにおいて前回予想より上回る見通しで、なかでも就労支援事業での請負事業における業務領域拡大や新規案件獲得が順調に推移していることが要因。また、経費コントロールが進んでいることも寄与する。

　なお、同時に発表した第３四半期累計（２０年６月～２１年２月）決算は、売上高６０億７６００万円（前年同期比１９．６％増）、営業利益２億９６００万円（同４．３倍）、純利益１億９９００万円（同４．３倍）だった。

出所：MINKABU PRESS