イメージワン<2667>は9日、2020年8月に公表した、創イノベーションとの「ALPS処理水に含まれるトリチウムの分離技術」の共同実証試験(1次試験及び2次試験)について、1次試験の完了(2021年2月公表)に続き、今回2次試験の結果を発表した。
同社は、ALPS処理水の減容化及び清浄化等に関する有望技術を擁する創イノベーションと共同して、ガスハイドレート法によるトリチウム分離技術の検証のための実証データを得ることを目的とした共同実証試験(1 次試験及び2次試験)に取り組んでいる。
2次試験として、トリチウム濃度46万Bq/Lの模擬トリチウム水を用い、3回の分離及び蓄積の繰返し処理を実施した結果、分離側の濃度は全て1,500 Bq/L 前後の数値が得られた。一方、蓄積側は3回の処理後のトリチウムガスハイドレートの濃度分析から、相応のトリチウムの蓄積を確認することが出来た。分離側、蓄積側の両方の濃度確認により繰返し処理数に相当する濃縮・減容化が可能であることが確認出来たこととなる。
今後の共同実証試験については2次試験の継続実施に加えて実機設計のためのデータ収集を進め、2021年6月末を目途に、一連の実証試験報告書作成完了に向けて取り組んでいく。また、今回の試験結果を踏まえて、国内では福島第一原発ALPS処理水対策事業への採用、海外では米国、ヨーロッパ諸国等の原子力発電所保有国への技術紹介、採用等の事業展開をしていくとしている。
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同社は、ALPS処理水の減容化及び清浄化等に関する有望技術を擁する創イノベーションと共同して、ガスハイドレート法によるトリチウム分離技術の検証のための実証データを得ることを目的とした共同実証試験(1 次試験及び2次試験)に取り組んでいる。
2次試験として、トリチウム濃度46万Bq/Lの模擬トリチウム水を用い、3回の分離及び蓄積の繰返し処理を実施した結果、分離側の濃度は全て1,500 Bq/L 前後の数値が得られた。一方、蓄積側は3回の処理後のトリチウムガスハイドレートの濃度分析から、相応のトリチウムの蓄積を確認することが出来た。分離側、蓄積側の両方の濃度確認により繰返し処理数に相当する濃縮・減容化が可能であることが確認出来たこととなる。
今後の共同実証試験については2次試験の継続実施に加えて実機設計のためのデータ収集を進め、2021年6月末を目途に、一連の実証試験報告書作成完了に向けて取り組んでいく。また、今回の試験結果を踏まえて、国内では福島第一原発ALPS処理水対策事業への採用、海外では米国、ヨーロッパ諸国等の原子力発電所保有国への技術紹介、採用等の事業展開をしていくとしている。
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