サイバネットシステム<4312>は5日、同社が販売・サポートするVR設計レビュー支援システム「バーチャルデザインレビュー」に、本田技研工業<7267>と共同で特許申請中の新技術「仮想現実・複合現実感を用いて解析結果を可視化する方法」をオプション機能として実装し、2021年4月5日から販売開始すると発表した。
背景には、設計・開発の現場において、CAEで得られた解析結果を関係者間で正しく解釈し共有するのに時間がかかるという課題があったという。これに対し、本田技研工業と共同でVRを活用した解決方法の検討を進め、解析結果の可視化をVR空間内で容易に実現する手法を開発。設計者がCAE解析の結果を視覚的に深く理解できることで、手戻りの削減による開発期間短縮と、製品品質の向上が期待できるという。
また、新機能によって、VR空間内で設計者自ら3次元的な構造を観察しながら、コントローラーの操作だけで、流線開始位置の設定や温度情報の確認が可能になるという。
バーチャルデザインレビューは、3D CADの形状をデータ変換等の手間をかけず直接VR空間に投影させ、遠隔地のメンバーを含む複数人が同一のVR空間の中でコミュニケーションを取りながらレビューすることができるVRシステム。設計変更等の情報を有効に共有することで手戻りを軽減し、開発にかかるコストや時間を削減するという。
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背景には、設計・開発の現場において、CAEで得られた解析結果を関係者間で正しく解釈し共有するのに時間がかかるという課題があったという。これに対し、本田技研工業と共同でVRを活用した解決方法の検討を進め、解析結果の可視化をVR空間内で容易に実現する手法を開発。設計者がCAE解析の結果を視覚的に深く理解できることで、手戻りの削減による開発期間短縮と、製品品質の向上が期待できるという。
また、新機能によって、VR空間内で設計者自ら3次元的な構造を観察しながら、コントローラーの操作だけで、流線開始位置の設定や温度情報の確認が可能になるという。
バーチャルデザインレビューは、3D CADの形状をデータ変換等の手間をかけず直接VR空間に投影させ、遠隔地のメンバーを含む複数人が同一のVR空間の中でコミュニケーションを取りながらレビューすることができるVRシステム。設計変更等の情報を有効に共有することで手戻りを軽減し、開発にかかるコストや時間を削減するという。
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