スペースＶＨ、今期経常を37％下方修正

　スペースバリューホールディングス <1448> が3月12日大引け後(17:30)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の25億円→15.8億円(前期は28.5億円)に36.8％下方修正し、減益率が12.4％減→44.7％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の24.6億円→15.4億円(前年同期は20.2億円)に37.4％減額し、一転して23.8％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高につきましては、主に立体駐車場事業における販売事業、メンテナンス事業及び駐車場運営・管理事業の売上高が 総じて当初の想定を下回ったことにより前回発表予想を下回る見込みとなりました。利益面につきましては、 上記に伴う売上高の減少に加え て、人員の適正配置に伴う労務費の増加や工事予算外の費用が発生したこともあり、売上総利益は当初の想定より減少する見込みとな りました。また、内部管理体制の維持・強化にかかる費用等の計上により 販管費の増加が見込まれることから営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、前回発表予想を下回る見込みとなりました。