EIZO、今期経常を24%上方修正、配当も5円増額

配信元:株探
投稿:2021/03/11 16:30
 EIZO <6737> が3月11日大引け後(16:30)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の66億円→82億円(前期は65.9億円)に24.2%上方修正し、増益率が横ばい→24.3%増に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の46億円→62億円(前年同期は47.1億円)に34.8%増額し、一転して31.5%増益計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の110円→115円(前期は110円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2021年3月期の売上高は、海外は欧州を中心に堅調な販売が継続し、国内も期末にかけて販売が伸張する見込みです。とりわけ、当社が戦略的に保有している高い水準の製品・原材料在庫により、半導体を中心に調達環境が厳しくなっている状況下においても各地域、市場に対し安定供給を実現していることが販売増に寄与しております。またアミューズメント市場向けは新規則機への入れ替えが徐々に進む中、新機種の販売が貢献する見込みです。これらにより売上高は前回予想を上回る見通しです。売上高が伸張する一方、販売費及び一般管理費は当初計画通りにコントロールしております。これにより、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益ともに前回予想を上回る見通しです。

 当社は、会社の成長に応じた安定的な配当を継続的に行うことを株主還元の基本方針としております。今後の事業拡大のための設備や研究開発投資に必要となる内部資金の確保、財務状況及び将来の業績等を総合的に考慮しながら実施することとし、株主への還元率(総還元性向)の目標水準は、連結当期純利益の40%~50%としております。こうした方針のもと、2021年3月期の期末配当予想につきましては1株につき55円としておりましたが、当期の業績予想を踏まえ、5円増配の60円に修正いたします。これにより、2020年11月30日に実施済みの中間配当金55円と合わせて年間配当金は1株につき115円となり、8期連続増配となる予定です。(注)上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいており、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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