◆ さらに“ドル買い”… - “109円ライン”到達
さらに“上値追い”…。
「米10年国債利回り上昇」が続き、“ドル買い”は継続しました。
特に昨日は『追加経済対策は非常に強い景気回復を支え、大きなインフレを招くとは思わない(イエレン財務長官)』『米国にとって強いドルが望ましい(レイモンド商務長官)』発言も加わったこともあり、いわゆる“ドル買い安心感”が増幅しました。
欧州タイムに“米雇用統計時高値(108.639円)”を突破すると、NYタイム中盤には“108円後半”へ続伸、そして本日東京タイム序盤には“109円回復”を示現しています。
◆ ただし今回は「中長期的な節目」への到達なだけに…?
突破した“109円ライン”には、ちょうど“200週移動平均線(本日は109.008円)”が展開しています。
「中長期的な節目」となるテクニカルなだけに、「維持し続けられるか?」が目先のポイントと見られます。
維持し続けられれば“20/6/5高値(109.846円)”まで一気に上伸してもおかしくない反面、維持できなければ“ポジション調整→反落”へとつながりかねない分水嶺…。
さらにオーバーシュートで到達した“先ほどの高値(109.178円)”には、“50月移動平均線(同109.170円)”も展開しています。
これまでは“(ドル買い)安心感”を優先させてきた筆者ですが、本日に関しては“(上昇)往き過ぎ感”“(高値)達成感”によりウエイトを置きたいところです。
もちろん「(超えた際の)リスク管理」はしっかりとし、引き続き「米国債利回り動向」「株価動向」を睨みながらになりますが…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:109.846(20/6/5高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:109.690(20/6/8高値)
上値3:109.413(ピボット2ndレジスタンス)
上値2:109.170(50月移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
上値1:109.008(200週移動平均線、大台)
前営業日終値:108.918
下値1:108.752(100月移動平均線)
下値2:108.512(+2σ)
下値3:108.442(ピボット1stサポート)
下値4:108.213(3/8安値)
下値5:108.000(大台、2/23~3/8の23.6%押し、ピボット2ndサポート)
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