5日のマザーズ先物は前日比8.0pt安の1169.0ptとなった。なお、高値は1169.0pt、安値は1127.0pt、取引高は5539枚。本日のマザーズ先物は、米国市場が下落しナイトセッションがマイナスで取引を終了した流れを引き継ぎ続落でスタートした。現物株の寄り付き後は、時価総額上位の銘柄が軒並み大幅安でスタートしたことで、マザーズ先物も下げ幅を拡大し、一時は、50.0pt安まで下落する場面があった。しかし、お昼休み中に、日銀総裁が「金利の変動幅拡大を容認しない」と発言したことが報じられると、個人投資家のリスクセンチメントが改善し、時価総額上位のBASE<4477>やフリー<4478>などが急速に値を戻したことで、マザーズ先物も大引けにかけて下げ渋りし、本日の高値で取引を終了した。このほか、メルカリ<4385>や弁護士ドットコム<6027>、JMDC<4483>など他の時価総額上位銘柄が下げ幅を縮小したことも、下げ幅の縮小に寄与したもようだ。日足チャートではボリンジャーバンドでマイナス3σを超えて下落したのちに切り返しており、目先の底打ち感は高まったようである。
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