新家工、今期経常を2倍上方修正、未定だった配当は65円実施

　新家工業 <7305> が3月4日大引け後(15:40)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の3億円→6億円(前期は14.6億円)に2.0倍上方修正し、減益率が79.5％減→59.0％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.2億円→4.2億円(前年同期は8.1億円)に3.5倍増額し、減益率が85.3％減→48.4％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、従来未定としていた今期の年間配当は65円(前期は65円)実施する方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2021年3月期通期連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により様々な分野で需要が低迷しているものの、自動車関連や物流倉庫等の物件等の一部の分野では比較的堅調に推移しており、また、今後の業況等を踏まえ、通期連結業績予想を修正いたします。

　当期の期末配当金につきましては、安定的かつ継続的な配当を行う当社の基本方針に基づき、当期の業績ならびに今後の事業展開等を勘案し、期末配当予想を1株につき45円（年間配当金は1株につき65円）とさせていただきます。(注)上記の業績予想及び配当予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。