グレイスは上昇後に軟化、１株を２株にする株式分割発表も波乱含みの値動きに

　グレイステクノロジー<6541.T>は寄り付きカイ気配スタートで２５０円高の６４１０円で寄り付いたがその後は急速に値を消し２３０円安の５９３０円まで売り込まれる波乱含みの展開に。１２日取引終了後に同社は３月末の株主を対象に１株を２株にする株式分割を発表、これが材料視され、寄り付きは買いが先行した。また、同日発表した２１年３月期第３四半期（２０年４～１２月）連結決算は売上高が１７億４６００万円、営業利益は８億４０００万円だった（同社は２１年３月期から連結決算に移行したため前年同期との単純比較はできないが、２０年３月期第３四半期は単独ベースで売上高が１３億２９００万円、営業利益は６億２０００万円）。なお、２１年３月期通期の連結業績予想は売上高２５億円、営業利益１０億円を予想している（２０年３月期実績は単独ベースで売上高１９億３００万円、営業利益９億５３００万円）。

出所：MINKABU PRESS