大真空、今期経常を44％上方修正、未定だった配当は15円増配

　大真空 <6962> が2月12日大引け後(15:20)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は11.2億円の黒字(前年同期は3億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の9億円→13億円(前期は3.4億円)に44.4％上方修正し、増益率が2.6倍→3.8倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.6億円→8.6億円(前年同期は7.9億円)に85.7％増額し、一転して8.9％増益計算になる。

　業績好調に伴い、従来未定としていた今期の年間配当は35円(前期は20円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比4.6倍の6.9億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.3％→7.0％に急改善した。

株探ニュース