国際紙パルプ、今期経常を赤字拡大に下方修正

配信元:株探
投稿:2021/02/12 15:00
 国際紙パルプ商事 <9274> が2月12日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は126億円の赤字(前年同期は15.8億円の黒字)に転落した。
 併せて、通期の同損益を従来予想の66億円の赤字→102億円の赤字(前期は21.9億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の16.1億円の黒字→19.8億円の赤字(前年同期は13.2億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は44.2億円の赤字(前年同期は7.1億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の0.7%→-2.0%に悪化した。

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