藤倉化、今期最終を一転黒字に上方修正

配信元:株探
投稿:2021/02/12 14:00
 藤倉化成 <4620> が2月12日後場(14:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比52.0%減の5.6億円に大きく落ち込んだ。
 しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の1億円の赤字→7億円の黒字(前期は12.3億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の2億円→10億円(前年同期は3.8億円)に4.8倍増額し、一転して2.6倍増益計算になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比2.6倍の8.7億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.9%→8.1%に大幅改善した。

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