◆ やや“巻き戻し”も、“膠着”は変わらず…
「建国記念日(日本)」「春節入り(中国・香港等)」の休場が重なった昨日は、動意の乏しい展開が目立ちました。
特に「弱めの米経済指標」を背景とした“ドル売り”と、「米国債利回り上昇」を背景とした“ドル買い”に挟まれるドル円は、その傾向が顕著に表れました。
欧州タイムに“20銭ほどの水準切り上げ(104.50-60円→104.70-80円)”こそ見られたものの、“揉み合い(104円半ば~後半)”を抜け出すことはありませんでした。
◆ それでも“ポジション調整”は入りやすく、“積極的なポジション形成”は少なくとも手控えられる…?
こうして“もう一段の調整→下値追い”こそ回避したものの、“反発→再度の上値追い”にはつながっていないドル円。
しかし本日は「3連休を控えた週末(15日はプレジデント・デーで、米国市場休場)」に当たります。
“ポジション調整”が入る可能性は十分、“積極的なポジション形成”は少なくとも手控えられると見るのが自然です。
これに直近の動きをかけ合わせれば、“ドル買い戻し”が入る可能性は十分、“さらなるドル売り”は少なくとも手控えられるということに…?
オーダー状況を見ると、“104.50-30円”に展開する「ドル買いオーダー」はそのままに、上値を押さえる「ドル売りオーダー」は“105.00-20円”へと切り上がっていると聞き及びます。
目先の方向性を左右する「米10年国債利回りの行方」に注意を払いながらにはなりますが、引き続き“買い拾い”にて対処したいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:105.262(2/9高値、2/5~2/10の61.8%戻し)
上値4:105.087(2/5~2/10の50%戻し、+1σ、日足・一目均衡表転換線、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:105.000(大台)
上値2:104.926(2/5~2/10の38.2%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値1:104.840(2/10-11高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:104.734(週足・一目均衡表基準線)
下値1:104.547(2/11安値、日足・一目均衡表基準線、ピボット1stサポート)
下値2:104.408(2/10安値、100/20日移動平均線、ピボット2ndサポート)
下値3:104.325(20週移動平均線、ピボットローブレイクアウト)
下値4:104.205(1/29安値、1/21~2/5の61.8%押し、週足・一目均衡表転換線)
下値5:104.132(日足・一目均衡表先行スパン上限)
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