新興市場銘柄ダイジェスト:テリロジーは大幅に急伸、クルーズがストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2021/02/10 15:56
<3356> テリロジー 605 +41
大幅に続伸。21年3月期の営業利益を従来予想の2.00億円から4.80億円(前期実績2.63億円)に上方修正している。重要インフラや工場、ビル管理などからの制御システム・セキュリティリスク分析案件の引き合いが増加した。IPアドレス管理サーバで新モデルへのリプレース需要に伴う大型案件を受注したことも利益を押し上げる見込み。第3四半期累計(20年4-12月)は前年同期比156.0%増の3.27億円で着地している。

<2702> マクドナルド 5170 -160
大幅に4日ぶり反落。21年12月期の営業利益予想を前期比2.3%増の320.00億円と発表している。安全・安心を徹底しながら顧客の店舗体験と満足度の向上を目指す。年間配当予想は36.00円。20年12月期の営業利益は11.7%増の312.90億円で着地し、年間配当を従来予想の33.00円から36.00円(前期実績33.00円)に引き上げた。ただ、好業績を織り込んで前日まで連騰していたことから、材料出尽くしで売られているようだ。

<9707> ユニマットRC 1390 +300
ストップ高。ユニマットホールディング傘下のユニマットライフ(東京都港区)がTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表している。TOB価格は1株につき1400円(9日終値は1090円)で、買付期間は10日から3月25日まで。ユニマットライフはユニマットリタイアメント・コミュニティ株の18.07%を保有する第2位株主。同社はTOBに賛同の意見を表明しており、上場廃止となる見込み。

<2138> クルーズ 1670 +300
ストップ高。21年3月期第3四半期累計(20年4-12月)の営業損益を19.14億円の黒字(前年同期実績は3.51億円の赤字)と発表。10-12月期については、前年同期比20倍の7.51億円の営業黒字ととりわけ伸びた。ファッション通販サイトのSHOPLIST事業のセグメント利益が前年同四半期比で6倍に増えるなど好調だったことに加え、メディア事業や投資事業が改善したことも黒字転換を後押しした。

<9696> ウィザス 522 +80
ストップ高。21年3月期第3四半期累計(20年4-12月)の営業損益は前年同期比54.8%減の3.98億円の黒字になったと発表。学習塾事業や高校・キャリア支援事業の低調が響き、減益となった。ただ、第2四半期累計(20年4-9月)では3.80億円の赤字であっただけに、10-12月期の急速な回復が評価される形に。通期の営業利益計画は前期比64.5%減の5.00億円で据え置いた。進捗率は79.6%。

<3135> マーケットE 2217 +107
大幅続伸。2月16日付で東証マザーズから東証1部に市場変更すると発表している。同社は「今後も更なる業容の拡大と企業価値の向上に努める」とコメントしている。1部上場に伴い、同社株は3月末からTOPIX(東証株価指数)の構成銘柄に組み入れられる。このため、将来的なパッシブファンドからの資金流入などを期待する投資家が先回り買いを入れているようだ。 <ST>
配信元: フィスコ

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