オーバル、今期経常を一転赤字に下方修正

　オーバル <7727> が2月10日大引け後(15:30)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は1億1800万円の赤字(前年同期は3億7600万円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の1億2000万円の黒字→8000万円の赤字(前期は5億6100万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2億6100万円→6100万円(前年同期は3億8400万円)に76.6％減額し、減益率が32.0％減→84.1％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比88.4％減の2300万円に大きく落ち込み、売上営業損益率は前年同期の5.3％→-0.5％に急悪化した。

株探ニュース