デイトナ、前期経常を13%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額

配信元:株探
投稿:2021/02/10 15:10
 デイトナ <7228> [JQ] が2月10日大引け後(15:10)に業績・配当修正を発表。20年12月期の連結経常利益を従来予想の10.6億円→11.9億円(前の期は7億円)に12.6%上方修正し、増益率が51.1%増→70.1%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6.8億円→8.1億円(前年同期は3.9億円)に19.7%増額し、増益率が73.7%増→2.1倍に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の44円→46円(前の期は24円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当社グループの2020年度の業況につきましては、新型コロナウイルス感染症の収束の見通しが立たないなか、感染を予防するための「3密」を回避できる手段として、通勤等でのバイクの活用、趣味としてのバイクライフ、それに伴うバイクメンテナンスニーズの高まり等により、業績は引き続き好調に推移しております。また、イベントの中止や国内・海外出張の自粛により、販売促進費、旅費交通費などの経費が大幅に減少しました。2020年11月5日の通期業績予想修正公表後もこの傾向が続き、前回公表した業績予想を上回る見込みとなりましたので修正して発表いたします。

 当社は、株主に対する利益還元を経営の最重要課題の一つとして認識しております。安定的な経営基盤の強化並びに今後の事業展開に備えるために内部留保の充実を図りながら、自己資本利益率の向上に努めると共に、配当につきましては、期末配当(年1回)の安定的な配当の継続を業績に応じて行うことを基本方針としております。具体的には、デイトナ個別の当期純利益に対して、配当性向25%(自己株式を含む)を目標に、事業における投資および回収の状況、財政状態等を勘案して決定しております。今回、個別業績予想を前回発表から修正いたしましたので、配当予想も1株当たりにつき44円から46円に修正することといたしました。
配信元: 株探

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