東祥、今期経常を40%下方修正、配当も2円減額

配信元:株探
投稿:2021/02/10 13:00
 東祥 <8920> が2月10日後場(13:00)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の20億円→12億円(前期は95.8億円)に40.0%下方修正し、減益率が79.1%減→87.5%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の14.9億円→6.9億円(前年同期は60.7億円)に53.7%減額し、減益率が75.5%減→88.6%減に拡大する計算になる。

 業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の4円→2円(前期は15円)に大幅減額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2020年10月30日に公表いたしました連結及び個別業績予想公表時におきましては、2020年4月に発令された緊急事態宣言解除以降の経済政策等により、経済活動が回復傾向にあることを前提にスポーツクラブ事業の会員数、入退会及び休会会員数の状況、ホテル事業の宿泊稼働率及び室料単価の状況、不動産事業の入居率及び入退去の状況並びに各事業におけるコスト削減策の実施状況等を総合的に勘案し算定いたしましたが、2021年1月に一部地域において緊急事態宣言が発出され、消費マインドの低下や外出自粛要請等により当社グループが営むスポーツクラブ及びホテル事業においては、当連結会年度末まで新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、売上高の減少及び新型コロナウイルス感染症予防対策費用の増加が見込まれるものと仮定し、業績予想を修正いたしました。

  当社は株主の皆様への利益還元を経営上の最重要課題のひとつと考え、安定配当の維持を基本としながら、今後の事業展開及び企業体質の強化に備えた内部留保の充実等を総合的に勘案して決定する方針であります。期末配当金につきましては、今回公表の連結及び個別業績予想並びに上記基本方針等を総合的に勘案し1株当たり2円とさせていただく予定であります。 ※上記業績予想及び配当予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき算定したものであり、実際の業績等は新型コロナウイルス感染症の収束状況、政府又は地方自治体からの休業要請等により事業環境が大きく変化した場合等、今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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