モリテック、今期最終を赤字拡大に下方修正

　モリテック　スチール <5986> が2月8日後場(14:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は4億6800万円の赤字(前年同期は8700万円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の3億9000万円の赤字→5億3000万円の赤字(前期は8000万円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想のトントン→1億4000万円の赤字(前年同期は1600万円の赤字)に減額した計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は7800万円の赤字(前年同期は900万円の赤字)に赤字幅が拡大したが、売上営業損益率は前年同期の-0.3％→0.7％に改善した。

株探ニュース