◆ 明確な突破ならず… - 「弱い米雇用統計」受けて失速
“200日移動平均線(先週末は105.598円)”に何度となくトライし、一時“105.765円”まで上値を伸ばす場面も見られました。
しかし事前予想を下回る「米雇用統計(+4.9万人)」をキッカケに反落に転じ、“105.395円”に押し戻されて先週末の取引を終えています。
◆ ただ“利益確定売り→ポジション調整→急反落”と見るのは…?
「新たな分水嶺」を突破し切れなかったことを考えれば、“上値の重さ”が先行する可能性は否めないところです。
しかしこの「弱い米雇用統計」を受けて、バイデン大統領-イエレン財務長官は「大規模追加経済対策の早期実現」の必要性を訴えています。
このため“リスク選好→株高”はそのままに、“米10年国債利回り上昇”が顕著になりつつあります。
そうなると懸念された“利益確定売り→ポジション調整→急反落”という展開は、杞憂に終わる…?
「新たな分水嶺」を巡る攻防戦を、本日も基本シナリオと見たいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:106.219(月足・一目均衡表転換線)
上値4:106.165(9/14高値、10/8高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:105.965(50週移動平均線、大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:105.765(2/5高値)
上値1:105.583(200日移動平均線、+2σ、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:105.395
下値1:105.226(ピボット1stサポート)
下値2:105.000(大台、2/4安値、ピボット2ndサポート)
下値3:104.923(2/3安値、+1σ)
下値4:104.827(2/2安値、週足・一目均衡表基準線、1/21~2/5の38.2%押し、ピボットローブレイクアウト)
下値5:104.676(日足・一目均衡表転換線)
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