神鋼環境、今期経常を20％上方修正・9期ぶり最高益更新へ

　神鋼環境ソリューション <6299> [東証２] が2月5日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の44.8億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の40億円→48億円(前期は35.2億円)に20.0％上方修正し、増益率が13.3％増→36.0％増に拡大し、9期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の32.2億円→40.2億円(前年同期は33.9億円)に24.8％増額し、一転して18.6％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比96.0％増の37億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の7.2％→12.6％に急改善した。

株探ニュース