名鉄運、今期経常を3％下方修正

　名鉄運輸 <9077> [名証２] が2月4日後場(14:20)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比30.6％減の30.1億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の29億円→28億円(前期は48.5億円)に3.4％下方修正し、減益率が40.2％減→42.3％減に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の17億円→20億円(前期は30.4億円)に17.6％上方修正し、減益率が44.2％減→34.4％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の20.2億円→19.2億円(前年同期は20.1億円)に4.9％減額し、一転して4.7％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比41.4％増の21.3億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.8％→6.9％に改善した。

株探ニュース