テクノプロＨ、非開示だった今期税引き前は7％増で9期連続最高益、未定だった配当は11円増配

　テクノプロ・ホールディングス <6028> が2月2日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。21年6月期第2四半期累計(7-12月)の連結税引き前利益は前年同期比17.8％増の96.4億円に伸びた。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結税引き前利益が前期比6.7％増の169億円を見込み、9期連続で過去最高益を更新する見通しを示した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結税引き前利益は前年同期比5.2％減の72.5億円に減る計算になる。

　業績好調に伴い、従来未定としていた今期の年間配当は161円(前期は150円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(2Q)の連結税引き前利益は前年同期比23.6％増の53.3億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の10.8％→13.2％に上昇した。

株探ニュース