高周波、10-12月期(3Q)経常は赤字拡大、未定だった今期配当は無配継続

配信元:株探
投稿:2021/02/02 15:00
 日本高周波鋼業 <5476> が2月2日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は16.3億円の赤字(前年同期は8.2億円の赤字)に赤字幅が拡大した。

 会社側が発表した第3四半期累計の実績と通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常損益は5.7億円の赤字(前年同期は8.8億円の黒字)に転落する計算になる。

 同時に、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前期は無配)とし、無配継続する方針とした。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は3.4億円の赤字(前年同期は1.3億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-1.6%→-5.3%に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社は業績水準や配当性向とともに、持続的成長のための投資資金としての内部留保も考慮し、安定的・継続的に剰余金の配当を行なうことを基本方針としております。 2021年3月期の期末配当予想につきましては、これまで未定としておりましたが、今年度の業績及び財務状況の見通しを勘案し、誠に遺憾ながら無配とさせていただく予定です。
配信元: 株探

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