ハマキョウレックス---3Q増益、物流センター事業で物流センター運営の充実と更なる生産性の向上に取り組む

配信元:フィスコ
投稿:2021/02/02 13:52
ハマキョウレックス<9037>は1月29日、2021年3月期第3四半期(20年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.6%減の894.34億円、営業利益が同1.7%増の82.20億円、経常利益が同1.4%増の85.16億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同6.2%増の51.33億円となり、過去最高益となった。

物流センター事業の営業収益は前年同期比1.1%減の539.17億円、営業利益は同5.1%増の64.22億円となった。営業収益については、前連結会計年度及び当連結会計年度に受託したセンターが順次業績に寄与したこと、2019年12月にシティーラインを子会社化したこと等による効果があったが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う影響等を受けた。営業利益については、物流センター運営の充実と更なる生産性の向上に取り組み、増益となった。また、新規受託の概況については、12社の物流を受託している。稼働状況については、前期受託した1社を含めた13社すべてが稼働している。なお、物流センターの総数は、前連結会計年度末から9センター増加して126センターとなっている。

貨物自動車運送事業の営業収益は前年同期比7.2%減の355.16億円、営業利益は同8.8%減の17.94億円となった。営業収益については、下期に入り回復傾向にはあるものの、長期化する新型コロナウイルス感染症の影響等による特別積み合わせ事業の物量減で減収となった。営業利益については、営業収益の減少を受け、幹線コストや配達に係る外注費の抑制を実施した効果があったが減益となった。

2021年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.2%減の1,210.00億円、営業利益が同1.9%減の100.00億円、経常利益が同3.0%減の103.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.7%減の60.00億円とする期初計画を据え置いている。
なお、2021年3月期の年間配当は従来予想から5円増配し、75円とした。


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