オエノンＨＤ、前期経常を一転26％増益に上方修正

　オエノンホールディングス <2533> が2月2日朝(08:30)に業績修正を発表。20年12月期の連結経常利益を従来予想の16億円→22億円(前の期は17.4億円)に37.5％上方修正し、一転して26.1％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7.8億円→13.8億円(前年同期は7.3億円)に76.9％増額し、増益率が5.8％増→87.2％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高については、現在集計中の第４四半期会計期間（令和２年10月１日～12月31日）は巣ごもり需要の高まりにより、チューハイなどのＲＴＤ分野ならびに本格焼酎の「博多の華」、甲乙混和焼酎の「すごむぎ」がさらに伸張しており、前回発表予想を上回る売上見込みに修正しております。　また、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益につきましても、原材料価格およびエネルギーコストを含めた原価改善や販売費及び一般管理費の削減に一層努めたことや想定以上に売上高が伸びた結果、前回発表予想を大きく上回る見込みであります。※業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。