杉本商、今期配当を30円増額修正

配信元:株探
投稿:2021/01/27 11:00
 杉本商事 <9932> が1月27日午前(11:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比22.6%減の17.8億円に減ったが、通期計画の21.8億円に対する進捗率は81.8%に達し、5年平均の76.9%も上回った。

 会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比36.5%減の3.9億円に落ち込む計算になる。

 同時に、今期の年間配当を従来計画の60円→90円(前期は80円)に大幅増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比24.0%減の8億円に減り、売上営業利益率は前年同期の8.1%→6.7%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社は、財務状況や業績等を勘案しつつ、安定配当を継続することを株主の皆様への利益還元の基本方針としております。 当社は、2021年2月3日をもちまして会社創業100周年を迎えることとなりました。これもひとえに、株主の皆さまをはじめ、関係各位のご支援の賜物と心より感謝申し上げます。つきましては、株主の皆さまのご支援にお応えするため、2021年3月31日を基準日とする2021年3月期の期末配当において、普通配当30円に記念配当30円を加え、期末の1株当たりの配当予想を60円に修正いたします。 この結果、1株当たりの年間配当額は、すでに実施した中間配当30円と合わせまして年間90円となります。 なお、本件につきましては、2021年6月18日開催予定の定時株主総会に、付議する予定であります。
配信元: 株探

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