テラプローブ、野村マイクロなど買われる、台湾勢の半導体増産・値上げで思惑◇
テラプローブ<6627.T>、野村マイクロ・サイエンス<6254.T>など全体下げ相場に逆行して上値指向にある。世界的な半導体需給の逼迫を背景に台湾の半導体メーカーに増産要請する動きが出ており、これを背景にTSMCをはじめ生産委託先の台湾勢が値上げに動くとの観測が強まっている。半導体製造装置メーカーにとっても特需が期待される状況で、台湾の力成科技(PTI)傘下で、半導体装置分野でDRAMやシステムLSIのテスト工程受託を手掛けるテラプローブや、半導体向け超純水装置で高い商品競争力を持ち、韓国や台湾の大手企業向けで実績の高い野村マイクロなどが物色対象として浮上している。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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