新興市場銘柄ダイジェスト:グッドパッチは大幅に続落、Sシャワーがストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2021/01/25 16:32
<7351> グッドパッチ 2749 -551
大幅に続落。第三者割当で新株予約権7270個(潜在株式数72万7000株)を発行すると開示している。割当日は2月9日、割当予定先は野村證券。調達資金の約24.8億円は、将来の買収・戦略的投資のための資金(16.44億円)や事業拡大・機能拡充のための人材確保に係る採用費・人件費(5.00億円)などに充てる。発行済株式数(728万0080株)に対する潜在株式数の割合は9.99%で、株式価値の希薄化懸念から売り優勢となっている。

<3689> イグニス 1860 +260
大幅に続伸。子会社のパルス(東京都渋谷区)が開発しているライブ特化型仮想空間SNS「INSPIX WORLD」で、音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク」のメンバーがバーチャル空間で対決するVR BATTLEを実施すると発表し、買い材料視されている。ヒプノシスマイクの公式サイトが23日付で開示した。INSPIX WORLDにはバンダイナムコホールディングス<7832>のグループ企業も開発に参画している。

<4838> Sシャワー 504 +80
ストップ高。自社が運営する音楽専門チャンネルのスペースシャワーTVがショートムービープラットフォームのTikTokと共同で、レギュラー音楽番組「OTONARI!(オトナリ) by TikTok&SPACE SHOWER TV」を開始すると発表している。スペースシャワーTVのTikTokアカウントで月2回の無料生配信(初回配信は28日午後9時から)を行うほか、スペースシャワーTVでも月1回放送する。

<3540> Ciメディカル 5990 +150
大幅に続伸。非連結子会社で小売電気事業を手掛けるワンレクトホールディングス(金沢市)の全株式を譲渡すると発表している。寒波や発電燃料不足で卸電力価格が急騰し、新電力事業を取り巻く環境が不透明な状況を受けて資本業務提携を解消する。譲渡先はワンレクトHD社長の小田柿陽介氏と取締役の堀敬亮氏。譲渡株数は240株(議決権所有割合60.0%)で、譲渡価額は非公表。目先の不透明感の後退が好感されているようだ。

<4169> エネチェンジ 4820 +125
大幅反発。前週末22日に20年12月期業績予想の上方修正を発表している。営業損益は従来予想の0.30億円の黒字から0.53億円の黒字(前期実績3.22億円の赤字)へと引き上げている。エネルギープラットフォーム事業で、在宅勤務の普及に伴う家庭の電力契約の見直し需要の増加を受け、契約切替が前回公表時点の想定よりも好調に推移した。同社株価は1月6日に上場来高値(6770円)を付けてから値を下げていただけに、押し目買いも入っているようだ。

<2160> GNI 2203 +24
大幅に7日続伸。20年12月28日に公表した連結子会社の吸収合併申請が完了したと発表している。合併により、米医療機器(生体材料)サプライヤーのBerkeley Advanced Biomaterials Inc.(BABL社)がジーエヌアイグループの100%子会社となる。申請後所定の審査期間を経て同当局による承認がなされれば、2021年1月21日付で本合併の効力が発生することになる。BABL社の製品群を米国内全土や中国などの海外市場で展開し、事業拡大を円滑に進めることが目的。合併手続きの進捗が好感され、改めて買いが入っているようだ。 <ST>
配信元: フィスコ

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