野村マイクロが３連騰、台湾への半導体増産要請で思惑

　野村マイクロ・サイエンス<6254.T>がカイ気配スタートで３連騰、上値指向を鮮明としている。半導体向けを主軸とする超純水装置の大手で、韓国や台湾の大手企業向けで高い実績を持つ。世界的に半導体不足が顕在化するなか、日米欧の政府が台湾に半導体増産の協力要請を行っていることがメディアを通じて報じられており、同社はその流れに乗る銘柄として投資家の視線を集めている。２１年３月期は営業利益段階で６８％増の３１億円見通しと前期に続いての急拡大を見込むが、更に上振れの可能性も意識されている。　

出所：MINKABU PRESS