新興市場銘柄ダイジェスト:出前館は大幅に3日ぶり反落、オプトエレクトがストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2020/12/25 16:11
<4172> 東和ハイシステム 4300
公開価格(2300円)の2.3倍となる5300円で初値を付けた。会社設立は78年3月1日。主な事業は電子カルテやレセプト、各種アプリケーションなどの歯科医院向け統合システムの開発・販売。21年9月期の営業利益予想は前期比7.8%増の4.14億円。主力のシステム売上高で新規販売が拡大することに加え、全自動精算機などその他売上高が伸び、増益確保に貢献する見通し。

<6664> オプトエレクト 477 +80
ストップ高。21年11月期の営業損益予想を4.13億円の黒字と発表している。20年11月期は3.08億円の赤字で着地しており、黒字転換見通しを好感した買いが集まっているようだ。20年11月期は新型コロナウイルスの影響で営業活動が停滞したことが響いた。21年11月期は日本で顧客開拓や光学文字認識(OCR)を付加価値とした拡販、オンラインを活用した営業活動を展開する。また、米国では2次元ハンディスキャナの案件が継続し、増収となる見込み。

<6837> 京写 337 +73
一時ストップ高。同社の「ベトナム両面プリント配線板増産投資計画」が日本貿易振興機構(JETRO)が公募する海外サプライチェーン多元化等支援事業に採択されたと発表している。プロジェクトの実施期間は21年1月-23年の予定。自動車の電装化などを受け、両面プリント配線板の需要は国内外で増加が見込まれているという。支援事業採択で投資計画が進展するとの期待から、買いが膨らんでいるようだ。

<2484> 出前館 3290 -550
大幅に3日ぶり反落。21年8月期第1四半期(20年9-11月)の営業損益を31.94億円の赤字(前年同期実績2.10億円の赤字)と発表している。加盟店やシェアリングデリバリーが拡大し、売上高は132.7%増の42.28億円に伸びた一方、積極的な事業展開と投資実行で赤字が膨らんだ。通期予想は130.00億円の赤字で据え置いた。赤字拡大が嫌気されているほか、材料出尽くし感から利益確定売りも出ているようだ。

<7094> NexTone 6730 +350
大幅に3日続伸。21年1月31日を基準日(実質的には同29日)に1株につき3株の割合で分割すると発表している。投資単位当たりの金額を引き下げ、投資家層の拡大と市場流動性の向上を図る。株式分割に伴い定款を一部変更し、発行可能株式総数を1000万株から3000万株に拡大する。22日に直近安値(5910円)を付けてから同社株に底打ち感が出ていることも買い安心感につながっているようだ。

<9758> ジシステム 494 +80
ストップ高。香港や東京に拠点を置く投資会社ロングリーチグループ傘下のファンドが所有するJSLホールディングス(東京都千代田区)がTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表している。TOB価格は1株につき590円(前日終値は414円)で、TOB期間は25日から21年2月15日まで。非公開会社化が目的で、ジャパンシステムは上場廃止となる見込み。 <ST>
配信元: フィスコ

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