NY株式市場(21日)ダウ平均先物は一時800ドル超安−米議会で追加経済対策を21日に採決へ−
21日のニューヨーク株式市場でダウ平均は急落して取引が始まりそうだ。
英国・ロンドンで3回目のロックダウンが20日から実施されたことから、欧州株が軒並み安となっている。ロックダウンは20日から2週間で感染力が高いとされるコロナウイルスの変異種が急速に広がり、EU域内で渡航規制が相次いだこともリスクオフに拍車をかけている。欧州株を巡っては英国とEUのFTA交渉も進展が見られていないことも嫌気されている。
時間外で取引されているダウ平均先物の下げ幅は、一時800ドルを超える場面があった。21日のニューヨーク株式市場では、欧州株安の流れを引き継いでリスク回避の動きから主力株中心に売り先行で取引が始まりそうだ。寄り付きでは、3万ドルの大台と20日移動平均線(2万9963ドル)や25日移動平均線(2万9896ドル)を割り込んで取引が始まろう。
ただ、ダウ平均は売り一巡後の下げ渋りに注目したい。
FDAが緊急使用を許可したモデルナのコロナワクチンの接種が21日からアメリカ国内で順次開始するほか、アメリカ議会上下両院は9000億ドル規模の新型コロナウイルス対策法案を21日に採決する予定となっていることから、リスクオフムードを緩和する材料として強く意識されそうな1日となる。
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