NY株式市場(16日)11月小売売上高は市場予想を下回る−追加経済対策の進展期待が続く
16日のニューヨーク株式市場でダウ平均は底固い取引スタートとなりそうだ。
前日に続いてアメリカ議会での追加経済対策をめぐる与野党協議の進展期待が根強いほか、FDAが17日に開催する諮問委員会でモデルナのコロナワクチンが承認されるとの期待感が相場の底固さに繋がろう。ダウ平均は3万ドルの大台から終値ベースの過去最高値(3万218ドル)のレンジ内でもみ合う寄り付きとなろう。
ただ、取引開始前に発表された11月の小売売上高は、前月比で1.1%減少と市場予想(0.3%減)を下回ると共に4月以来のマイナスとなったことから、個人消費の先行きに不安感が残りそうだ。
同時に日本時間17日午前4時に結果が判明するFOMCと午前4時30分から開かれるパウエルFRB議長の記者会見も見守りたいとの姿勢は継続しそうで、追加緩和策が示されれば取引終了にかけて値幅が出やすくなりそうな1日となる。
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