<動意株・10日>(前引け)=理経、シルバライフ、インテM

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/12/10 11:34
<動意株・10日>(前引け)=理経、シルバライフ、インテM  理経<8226.T>=3日続伸。同社は9日、自律制御システム研究所<6232.T>及びVFR(東京都品川区)と共同で、VR(バーチャルリアリティー)を活用したドローン開発用エミュレータ(開発のための検証を実機の代わりにソフトウェアを用いて行う仕組み)を開発すると発表。これが材料視されているようだ。3社は理経が持つVR画像を生成する技術と、自律制御シ研及びVFRが持つドローン開発技術と実証実験の経験を生かし、ドローン開発のための新たなエミュレータを開発する方針。ステレオカメラ、赤外線カメラ、レーザー光を利用するLiDARセンサーなど、点検用ドローンに使用されるカメラに対応したエミュレータを開発することで、ドローン開発の効率化を図るとしている。

 シルバーライフ<9262.T>=急反発。9日の取引終了後に発表した21年7月期第1四半期(8~10月)の単独業績は、売上高24億5400万円(前年同期比17.5%増)、経常利益3億5400万円(同50.6%増)と2ケタ増収増益を達成しており、これを好感する買いが向かった。高齢者向け配食サービスのフランチャイズ店が増加し、調理済み食材の販売が拡大したことが寄与。前期に実施した広告効果などで冷凍弁当の直接販売が伸びたことも収益を押し上げた。第1四半期経常利益の上期計画(5億1000万円)に対する進捗率は7割近くに達しており、業績上振れが期待される。

 インティメート・マージャー<7072.T>=一時ストップ高。同社はネットを通じて消費者データを収集し、マーケティング支援などに活用する事業を展開している。9日取引終了後、新たなサービスとしてサードパーティー・クッキーを利用せずに、異なるドメイン間でサードパーティー・データを連携する共通IDソリューション「IM Universal Identifier(IM-UID)」の提供、および各プラットフォームとの連携を開始することを発表した。これによる収益への貢献を期待した買いが集中する格好となった。株価は11月16日にマドを開けて急落して以降、下値模索を続けていたこともあって値ごろ感が生じており、追随買いを誘っている。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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