チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。
プレミアグループ <7199> 【 2+→2+】
「上期はコロナ禍で取扱高が減少もストックビジネスの強みにより実質2桁増益」
21/3期上期はクレジット取扱高が減少もストックビジネスの強み(将来収益の戻し入れ)から営業収益は前年同期比26%増となった。前年の保険資産計上、今期の負ののれん計上などの一過性損益を除く本業に係る税引前利益は同29.3%増となった。上期に通期税引前利益同社予想の69.8%を遂行。良好な計画遂行等からTIWは同社通期計画上振れを見込む。
予想ROE:36.6% PBR:4.9倍、来期予想PER:13.0倍、来期予想EPS成長率:6%株価(12/4終値):2,134円
Fモデルによる理論株価:2,568円(11月30日by高田悟)
大阪ソーダ <4046> 【 1→1】
「下期は下押し要因消滅」
2Q累計(4-9月)は減収減益で着地したが、2Q単独でみれば機能化学品は利益の面で改善をみせている。その理由は、自動車関連が足を引っ張ったことは変わらないが、収益性の高い医薬品関連が好調であったからである。利益の源泉である機能化学品の上期業績を下押しした要因(自動車生産)が回復している。そのため下期は前下期(20/3下期)並みに戻ることが期待できる。また、医薬品関連等は新規顧客獲得等で拡大をしているため会社側予想を超えての今期着地が期待できる。
予想ROE:8.1% PBR:0.9倍、来期予想PER:9.7倍、来期予想EPS成長率:22%株価(12/4終値):2,644円
Fモデルによる理論株価:4,819円(12月3日by山方秀之)
TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出しております。(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)
〔 http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw 〕
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、レポート発行時に算出した値です。
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