ストリーム、今期経常を一転4倍増益に上方修正・10期ぶり最高益更新へ

　ストリーム <3071> [東証２] が12月1日午前(10:00)に業績修正を発表。21年1月期の連結経常利益を従来予想の8500万円→5億7800万円(前期は1億4300万円)に6.8倍上方修正し、一転して4.0倍増益を見込み、一気に10期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した8-1月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1億6400万円の赤字→3億2900万円の黒字(前年同期は7500万円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上し、4.4倍増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　 当連結会計年度の当社グループの売上高に関しましては、ビューティー＆ヘルスケア事業において、新型コロナウイルス感染症の影響により、訪日外国人観光客向け国内免税店での販売が著しく落ち込んだものの、主力事業であるインターネット通販事業に関しましては、テレワークや巣ごもり需要に加えて、特別定額給付金の支給もあり、パソコンやＯＡ周辺機器、調理家電及び洗濯機、冷蔵庫等の大型家電を中心に販売数が伸び、当社グループの売上高は計画を上回る見込みとなりました。　 利益面に関しましては、ビューティー＆ヘルスケア事業の売上高減少に伴う利益額の減少を見込むものの、インターネット通販事業における売上高の増加に伴う利益額の増加及び商品毎の価格の見直しによる粗利益率の改善やビューティー＆ヘルスケア事業の経費の見直しにより販売管理費が計画を下回ることなどから各段階利益は計画を大きく上回る見込みです。(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。　　 実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。