NY株式市場(27日)トランプ大統領が退任に言及−ブラックフライデーの販売動向に注目
27日のニューヨーク株式市場でダウ平均は反発スタートとなりそうだ。
27日は感謝祭の翌日のブラックフライデーで株式市場は、午後1時までの短縮取引となり、市場参加者が少ないため「閑散に売り」なしとなろう。ダウ平均は、水曜日の下げ分(173ドル)をほぼ取り戻す局面も想定しておきたいタイミングだ。
アメリカ大統領選挙をめぐりトランプ米大統領は、来月14日に行われる選挙人投票でバイデン氏が正式に選出された場合、再選を断念して退任する考えを示したという。一方でバイデン氏の政権移行チームは来週に財務長官や商務長官など経済チームの陣容を発表すると報じられており、本格的な政権移譲で一段と政治不安は後退している。
ただ、短縮取引で市場参加者が少ないことから大きくポジションを傾けにくいほか、アメリカではブラックフライデーからクリスマスや年末年始にかけてのホリデーシーズンが始まり、早々に判明するブラックフライデーや来週月曜日のサイバーマンデーの個人消費の動向を見極めたいとの姿勢から、ニューヨーク株式市場では、積極的な買いは見送られやすい1日となる。
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