片倉が急反発、21年3月期業績予想の大幅上方修正と配当増額を好感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/11/26 09:11
 片倉工業<3001.T>が急反発し、年初来高値を更新している。25日の取引終了後、20年12月期の連結最終利益を従来予想の16億円から25億円へ上方修正すると発表。従来の7.6%減益予想から一転して44.3%増益見通しとなったことが好感されている。

 医薬品事業でニトログリセリンの販売が伸びるほか、不動産事業ではテナントの売上高、賃料水準がともに回復する見込みとなった。また、経費削減や構造改革の進展に加え、投資有価証券売却益7億円を計上することも最終利益を押し上げる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の14円から16円(前期は14円)に増額修正したことも好材料視されている。併せて、埼玉県加須市に保有する物流倉庫の売却に伴い、来期(21年12月期)に売却益約13億円を特別利益に計上することも明らかにしている。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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