「サイバーセキュリティ」が11位にランク、不正アクセス相次ぎ重要性を再認識<注目テーマ>

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/11/19 12:20
「サイバーセキュリティ」が11位にランク、不正アクセス相次ぎ重要性を再認識<注目テーマ> ★人気テーマ・ベスト10
1 再生可能エネルギー
2 全固体電池
3 デジタルトランスフォーメーション
4 コロナウイルス
5 電気自動車関連
6 冷凍冷蔵設備
7 太陽光発電関連
8 2020年のIPO
9 5G
10 マスク

 みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「サイバーセキュリティ」が11位となっている。

 カプコン<9697.T>は16日、2日未明に社内システムが第三者からのサイバー攻撃を受け、グループが保有する個人情報が流出したと発表。確認できたのは従業員らのパスポート情報など9件で、ほかにも国内の顧客相談室の家庭用ゲームサポート対応情報、北米のeスポーツ運営サイトの会員情報、株主名簿情報など最大約35万件が流出した可能性があるとしている。今回の不正アクセスは「オーダーメイド型ランサムウェア」による標的型攻撃で、サーバー保存情報の暗号化やアクセスログの抹消を伴うもの。同社は既に外部のセキュリティー専門家を交えた対策会議を開始し、今後外部専門家によるシステムセキュリティーに関するアドバイザリー組織を新設するとしている。

 また、東建コーポレーション<1766.T>は17日、グループのネットワークが第三者による不正アクセスを受け、顧客の個人情報が最大65万7096件流出した可能性があると発表した。同社は10月20日の社内調査で、グループで使用するホームページから個人情報を保管していたサーバーに不正アクセスされたことが発覚。これを受けて第三者機関による調査とセキュリティー対策を実施するとした。

 相次ぐ攻撃でサイバーセキュリティーの重要性が再認識されており、ソリトンシステムズ<3040.T>セキュアヴェイル<3042.T>テリロジー<3356.T>FFRI<3692.T>フーバーブレイン<3927.T>ニーズウェル<3992.T>SBテクノロジー<4726.T>ジャパンシステム<9758.T>などのビジネス機会は更に広がりそうだ。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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