<動意株・17日>(大引け)=ラウンドワン、イオンファン、ベルーナなど
ラウンドワン<4680.T>=大幅続伸、900円台回復が目前。ボウリングやカラオケなど複合遊技施設を展開するが、新型コロナウイルス拡大の影響が直撃し業績は低迷を強いられている。20年4~9月期は休業を余儀なくされる店舗が続出したことから、営業損益は143億1100万円の赤字(前年同期実績は58億1300万円の黒字)と大きく落ち込んだ。ただ、株式需給面をみると株価の下落を見込んだ空売りが積み上がっており、直近信用倍率は0.45倍と売り残が買い残の2倍以上に膨らんでいるほか、日証金では株不足で逆日歩が付く状態にある。ここ全体相場はワクチン開発期待を背景にコロナ禍で売り込まれた銘柄が相次いでリバウンド局面に入っており、同社株もその流れに乗る形で空売り筋の買い戻し圧力が強まっている。
イオンファンタジー<4343.T>=続急伸。16日の取引終了後に発表した10月度の売上概況で、国内既存店売上高が前年同月比9.7%減となり、8月の同38.5%減、9月の同26.4%減に比べて減収率が縮小していることから、改善傾向が継続しているとの見方が強まっているようだ。新型コロナウイルスに対する高いレベルの防疫対策を実践していることなどが寄与し、来店客数がほぼ前年並みに回復。また、「鬼滅の刃」の展開強化を徹底した上で、限定のサンリオキャラクターや菓子メーカーとのタイアップ企画など人気商材を投入したプライズ部門が牽引役となったとしている。なお、11月足もとの状況も引き続き堅調に推移しているという。
ベルーナ<9997.T>=3日続伸。16日の取引終了後に発表した10月度の月次売上高が前年同月比33.2%増と2カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感されている。巣ごもり需要の獲得などで衣料品と家具・雑貨などがともに前年を上回った総合通販事業が同42.8%増となったほか、グルメ、ワイン、リフレなどが前年を上回った専門通販事業も同41.6%増となった。また、封入・同梱サービス、通販代行サービスがともに前年を上回ったソリューション事業も同16.5%増と2ケタ伸びた。
新都ホールディングス<2776.T>=急伸。同社は16日、医用画像情報管理や在宅医療システムなどの開発販売を手掛けるView Send ICT(東京都豊島区)と業務提携に関する基本契約を結んだと発表。これが材料視されているようだ。この契約は、業務提携を前提としたフレームワークで、具体的な提携分野としては同社が今後推進していく予定の中華圏をターゲットとする遠隔医療、健康診断の斡旋、健康管理顧問、病院や専門医の紹介などに関連する事業を中核とする方針。なお、両社の具体的な権利及び義務については今後締結する契約で詳細に定めるとしている。
ユー・エム・シー・エレクトロニクス<6615.T>=上げ足早め、一気に300円台後半へ。同社は車載やOA機器向けを中心とする電気機器の受託製造会社だが、足もとの業績は改善色が強い。16日取引終了後に発表した20年4~9月期決算は営業損益が7100万円の黒字(前年同期実績は5億7000万円の損失)と赤字から脱却した。特に7~9月期で見た場合は4億6200万円の黒字と回復が鮮明となっている。株価は300円台と値ごろ感もあり、これを手掛かり材料に投資資金が集中する格好となった。
市光工業<7244.T>=大幅高で3日続伸。16日の取引終了後、20年12月期の連結業績予想について、売上高を1100億円から1110億円(前期比16.6%減)へ、営業利益を10億円から15億円(同76.7%減)へ、純利益を4億円から11億円(同78.9%減)へ上方修正したことが好感されている。日本の自動車生産台数の減少幅が縮小するなど下げ止まりの傾向がみられ、足もとの収支状況が改善していることや、第3四半期に営業外収益に計上した投資有価証券売却益6億7500万円などを考慮したという。なお、第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高793億8800万円(前年同期比20.8%減)、営業利益4億5000万円(同91.8%減)、純利益3億2500万円(同91.5%減)だった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
イオンファンタジー<4343.T>=続急伸。16日の取引終了後に発表した10月度の売上概況で、国内既存店売上高が前年同月比9.7%減となり、8月の同38.5%減、9月の同26.4%減に比べて減収率が縮小していることから、改善傾向が継続しているとの見方が強まっているようだ。新型コロナウイルスに対する高いレベルの防疫対策を実践していることなどが寄与し、来店客数がほぼ前年並みに回復。また、「鬼滅の刃」の展開強化を徹底した上で、限定のサンリオキャラクターや菓子メーカーとのタイアップ企画など人気商材を投入したプライズ部門が牽引役となったとしている。なお、11月足もとの状況も引き続き堅調に推移しているという。
ベルーナ<9997.T>=3日続伸。16日の取引終了後に発表した10月度の月次売上高が前年同月比33.2%増と2カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感されている。巣ごもり需要の獲得などで衣料品と家具・雑貨などがともに前年を上回った総合通販事業が同42.8%増となったほか、グルメ、ワイン、リフレなどが前年を上回った専門通販事業も同41.6%増となった。また、封入・同梱サービス、通販代行サービスがともに前年を上回ったソリューション事業も同16.5%増と2ケタ伸びた。
新都ホールディングス<2776.T>=急伸。同社は16日、医用画像情報管理や在宅医療システムなどの開発販売を手掛けるView Send ICT(東京都豊島区)と業務提携に関する基本契約を結んだと発表。これが材料視されているようだ。この契約は、業務提携を前提としたフレームワークで、具体的な提携分野としては同社が今後推進していく予定の中華圏をターゲットとする遠隔医療、健康診断の斡旋、健康管理顧問、病院や専門医の紹介などに関連する事業を中核とする方針。なお、両社の具体的な権利及び義務については今後締結する契約で詳細に定めるとしている。
ユー・エム・シー・エレクトロニクス<6615.T>=上げ足早め、一気に300円台後半へ。同社は車載やOA機器向けを中心とする電気機器の受託製造会社だが、足もとの業績は改善色が強い。16日取引終了後に発表した20年4~9月期決算は営業損益が7100万円の黒字(前年同期実績は5億7000万円の損失)と赤字から脱却した。特に7~9月期で見た場合は4億6200万円の黒字と回復が鮮明となっている。株価は300円台と値ごろ感もあり、これを手掛かり材料に投資資金が集中する格好となった。
市光工業<7244.T>=大幅高で3日続伸。16日の取引終了後、20年12月期の連結業績予想について、売上高を1100億円から1110億円(前期比16.6%減)へ、営業利益を10億円から15億円(同76.7%減)へ、純利益を4億円から11億円(同78.9%減)へ上方修正したことが好感されている。日本の自動車生産台数の減少幅が縮小するなど下げ止まりの傾向がみられ、足もとの収支状況が改善していることや、第3四半期に営業外収益に計上した投資有価証券売却益6億7500万円などを考慮したという。なお、第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高793億8800万円(前年同期比20.8%減)、営業利益4億5000万円(同91.8%減)、純利益3億2500万円(同91.5%減)だった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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