阿波銀、今期経常を27％上方修正

　阿波銀行 <8388> が11月13日後場(14:30)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比34.8％減の60.8億円に落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の84億円→107億円(前期は157億円)に27.4％上方修正し、減益率が46.6％減→32.0％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比27.8％減の46.1億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比36.9％減の31.4億円に落ち込んだ。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　銀行単体において、資金利益が当初予想を上回る見込みとなったこと及び与信関係費用が当初予想を下回る見込みとなったことなどから、2021年３月期通期の業績予想を上方修正するものです。　また、連結業績予想の修正は、主として単体業績予想の修正によるものです。※上記の業績予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。