アジア株 総じて下落、香港株は小幅続落

著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/11/12 18:28
東京時間18:07現在
香港ハンセン指数   26169.38(-57.60 -0.22%)
中国上海総合指数  3338.68(-3.52 -0.11%)
台湾加権指数     13221.78(-40.41 -0.30%)
韓国総合株価指数  2475.62(-10.25 -0.41%)
豪ASX200指数    6418.22(-31.46 -0.49%)
インドSENSEX30種  43308.34(-285.33 -0.65%)

 12日のアジア株は総じて下落。米国では新型コロナウイルスの感染拡大傾向が続いており、新規感染者数は10日に13万人を突破、11日に14万人を超えるなど過去最多ペースで増加している。感染拡大などを嫌気して米国株価指数先物が時間外取引で下落している。米株先の下げや感染再拡大を背景にアジア株も売り優勢で推移した。香港株は小幅続落。金融や不動産関連株の下げが目立った。台湾株は小反落。ハイテク関連株を除いて売り優勢の展開となった。

 上海総合指数は小幅続落。前日終値を挟んで小動きに終始した。免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免、化学品メーカーの万華化学集団が買われる一方で、保険大手の中国人寿保険、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技、調味料メーカーの佛山市海天調味食品が売られている。
   
 香港ハンセン指数は小幅続落。通信関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)が買われる一方で、保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、通信電話サービスの中国移動(チャイナ・モバイル)、不動産開発会社の華潤置地(チャイナ・リソーシズランド)ランドが売られた。
   
 豪ASX200指数は反落。天然ガス輸送パイプライン運営会社のAPAグループ、電気・ガス会社のオースネット・サービシズ、銀行大手のウエストパック銀行、保険会社のQBEインシュアランス・グループ、鉱物探査会社のフォーテスキュー・メタルス・グループが売られた。

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

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