アプリックス、今期営業を一転赤字に下方修正

　アプリックス <3727> [東証Ｍ] が11月12日大引け後(15:00)に決算を発表。20年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結営業損益は3000万円の黒字(前年同期は1億9400万円の赤字)に浮上して着地した。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の5000万円の黒字→3600万円の赤字(前期は1億7700万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結営業損益も従来予想の2500万円の赤字→1億1100万円の赤字(前年同期は3200万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結営業損益は4500万円の赤字(前年同期は4900万円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-31.2％→-5.0％に急改善した。

株探ニュース